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初めてのお墓購入。何から始めたらいいの?どのくらい費用がかかるの?

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[掲載日]2018/02/28

お墓の購入を考えたときに何から始めていいのかわからない・・・そんな方も多いのではないでしょうか。

お墓購入の流れとしては、まずは墓地・霊園を探す必要があります。
霊園や墓地を選んで契約した後、墓石のデザインや使用する石の種類、墓石に刻む彫刻を決定し、墓石工事の契約をします。
引き渡しまでは、2ヶ月程度要することが多いようです。

墓地と霊園の違いと特徴

墓地と霊園の違いは、運営形態にあります。

  • 墓地・・・寺院の境内地にあり、寺院が管理・運営している
  • 霊園・・・寺院に属さず、自治体や民間が管理・運営している

霊園には、都道府県、市区町村などの地方自治体によって管理・運営されている「公営霊園」と、財団法人・社団法人・宗教法人から委託を受け、民間によって管理・運営されている「民営霊園」があります。

寺院墓地のメリット・デメリット

【寺院墓地のメリット】

  • お葬式や法事を行ってくれる寺院の敷地内に墓地があるので安心感がある
  • 法事とお墓参りが同時に行える
  • 手厚い供養をしてくれる

【寺院墓地のデメリット】

  • 宗旨・宗派が限定されているため、改宗して檀家になる必要がある
  • 寺院の行事への参加、寄付や御布施を求められることがある
  • 墓石のデザインなど選択の自由度が低い

公営霊園のメリット・デメリット

【公営霊園のメリット】

  • 宗旨、宗派を問わないところが多い
  • 価格、管理料ともに手頃(都営霊園など立地によっては民営霊園より高額になることもある)
  • 自治体が運営しているため管理が行き届いている

【公営霊園のデメリット】

  • 申し込みに、居住期間など条件がある場合が多い
  • 手元にご遺骨がある人が優先
  • 募集が不定期、かつ募集区画も少ないため、抽選になり当選が難しい

民営霊園のメリット・デメリット

【民営霊園のメリット】

  • 宗旨、宗派を問わないところが多い
  • サービスや施設が整っておりお参りがしやすい
  • 区画や墓石のデザイン、生前でも建てられるなど選択肢が多く自由度が高い

【民営霊園のデメリット】

  • 指定石材店制度を採用している所が多いため、石材店を選べない
  • 公営霊園と比較すると永代使用料や管理費が高め
  • 霊園によってサービスや管理体制に差がある
  • 倒産する可能性もある

民営霊園を選択する人が増えている理由と選ぶ時のポイント

寺院墓地は、宗旨・宗派が限定されており、公営霊園は募集区画が少なく当選が難しいことから、近年は民営霊園を選択する人が増えてきています。
宗旨・宗派・国籍不問である霊園がほとんどで、生前でもお墓を建てられる、空きがあればすぐに購入できるなど申し込みがしやすい点も人気です。
価格はもちろん、立地、施設、サービス、管理体制など霊園によって様々ですので、なにを最重要視するのか明確にしておくとよいでしょう。
自分で足を運んで比較検討することも大切です。

アクセスのしやすさをチェック!

大好きな海が見えるところ、思い出の土地など、お墓を建てたい場所が明確に決まっている人もいるでしょう。
しかし、お墓参りのために何度も通うことを考え、後々通うのが負担にならない場所を選ぶことも大切です。
車でお参りに行く場合なら、お墓参り用の駐車スペースが十分あるかどうか、公共機関を利用する場合は、霊園の最寄り駅からの無料送迎バスがあるかどうかは、最低限チェックしておきたいところです。

お参りのしやすさをチェック!

民営霊園では、施設やサービスが充実しているところが多いです。
しかし、その一方、斜面に作られている霊園も珍しくありません。
急な坂や階段を登り続けないとお墓にたどり着かないのでは、高齢になってからのお参りが大変になるかもしれません。
広い休憩所、完全バリアフリー、法事施設、会食施設が整っており、法要・仏事などの相談に乗ってくれるところ、お参りに必要なお線香・供花・飲物が販売されている売店がある霊園はお参りしやすく便利です。

指定石材店制度に注意!

民営霊園のほとんどが「指定石材店制度」を採用しています。

「指定石材店制度」とは?
お墓を建てる場合には、霊園が定めた指定の石材店で建てなくてはならないという決まり

霊園の指定石材店は数社ありますから、その中から気に入った石材店を選べば問題ないじゃないか・・・と考えがちですが、自分で石材店を指定することができないので注意が必要です。
なぜ、指定できないのかというと、指定石材店に公平に注文がいくように順番に振り分ける仕組みになっているからです。
お墓の購入を考えて見学に訪れた瞬間に、担当する石材店が決定してしまい、石材店の変更は不可という霊園がほとんどです。

石材店を指定したい場合はこうしよう

気に入った霊園が見つかったら、その霊園の指定石材店を先に調べましょう。
依頼したい石材店があれば、霊園見学より先に、その石材店に行き、その石材店に霊園を案内してもらうとよいでしょう。
また、チラシを持参して霊園の見学に行くと、そのチラシを発行した石材店が担当となる場合が多いようです。

お墓購入にかかる費用は?


お墓購入にかかる費用は、永代使用料+墓石代の総額です。
価格は、立地や設備など選んだ霊園・墓地によって大きく差がありますが、100~200万円で購入する人が多いようです。
購入後は、定期的に管理料(年払いが一般的)を払い続ける必要があります。

永代使用料とは?

永代使用料とは、墓石を建てる土地代(霊園・墓地の使用権)のことです。
永代使用料を支払い「永代使用許可証」が発行されると、墓石を建てられるようになります。
永代使用料は、不動産と同じで霊園・墓地の立地条件や設備が価格に大きく影響し、同じ墓所でも区画の広さや角地などの好立地であればあるほど永代使用料が高くなる傾向にあります。

墓石代とは?

墓石代とは、墓石のほか、お墓を飾る備品一式、家名などを入れるための基本彫刻料、据え付け工事費用の総額で、料金は石材店に支払います。
価格は、墓石に使用する石の産地、種類、使用量によって大きく異なります。
区画が広いほど使用する石材の量も多くなりますし、墓石のデザインや彫刻にこだわったり、外柵や墓誌などを設置すれば費用はさらに高額になります。

管理料とは?

管理料とは、運営にかかわる費用(光熱費など)、設備や共有部分を維持・管理するための費用で、お墓購入後に霊園や墓地に定期的に納めることになります。
管理料も、永代使用料と同じく、立地や設備によって費用が異なり、1年あたり数千円というところから数万円する所まで様々です。
管理料は、永代使用契約をした時点から発生するため、例えば、生前契約で納骨をしていない場合でも支払わなくてはなりません。
管理料の滞納が続くと、お墓の使用権が取り消されることもあるため、注意が必要です。
また、継承者がいなくなり管理料が支払われなくなった場合も同様です。
お墓がある限り、長年に渡り継続して支払う必要がありますから、自分だけでなく継承者にも負担のない金額であるということも大切です。